Macの動画制作ソフトおすすめ11選【無料】初心者向けも紹介

動画制作に挑戦してみたものの、編集ソフトの操作が難しかったり、思うように仕上がらなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。特にMacユーザーにとっては、機能性と操作性のバランスが取れたソフト選びが重要です。
本記事では、Macに対応した動画制作ソフトを紹介しています。
本記事で解説する内容
① Macの無料動画編集ソフト
② 初心者でも扱いやすい動画編集ソフトの選び方
③ 制作目的に応じたソフト選定のコツ
各ソフトの特徴を理解することで、自分のスキルや目的に合った最適な編集環境が整います。これから動画編集を始めたい方、より使いやすいソフトを探している方はぜひ参考にしてください。

X(旧: Twitter): @webkirin
COUNTER株式会社 代表取締役/SEOコンサルタント。
1993年生まれ。大学卒業後に外資系ITコンサルティング企業にてERP導入コンサルタントとして複数のシステム運用プロジェクトを経験。その後、CINCにてWebアナリスト、株式会社バンケッツにて不動産メディア事業責任者を経験し独立。フリーランスSEOコンサルタントを経験した後にニュートラルワークスにジョイン。SEO/コンテンツマーケティング戦略を得意分野とする。
◆ 経歴
2017年 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社/システムエンジニア(SAP Basis)
2018年 キャップジェミニ株式会社/ITコンサルタント(SAP SD/MM)
2019年 株式会社CINC/Webマーケティングアナリスト
2019年 株式会社バンケッツ/事業責任者(不動産メディア事業)
2020年 独立/Webマーケティングコンサルタント
2022年 株式会社ニュートラルワークス/執行役員 SEOコンサルティングリード
2024年 COUNTER株式会社 代表取締役
◆ 得意領域
・SEO戦略策定から実装支援(データベース・コンテンツ)
・コンテンツマーケティング戦略策定から実装支援
Macで使える無料の動画制作ソフトおすすめ8選
動画制作を始めるにあたって、Macユーザーにとって使いやすい無料の動画編集ソフトは重要です。特におすすめの8つのソフトを紹介します。
Macで使える無料の動画制作ソフトおすすめ8選
① iMovie
② DaVinci Resolve
③ Shotcut
④ HitFilm Express
⑤ Lightworks
⑥ OpenShot
⑦ Avidemux
⑧ Kdenlive
動画編集の楽しさを実感しながらスキルを磨けるよう、無料ソフトを紹介していきます。
iMovie
iMovieは、Appleが提供する無料の動画編集ソフトで、Macユーザーにとって使いやすい選択肢の一つです。直感的なインターフェースを持ち、初心者でも簡単に操作できるため、動画制作を始めたばかりの方に特におすすめです。
iMovieでは、ドラッグ&ドロップでクリップを配置したり、豊富なテンプレートやエフェクトを利用して、プロフェッショナルな仕上がりの動画を作成することができます。
また、iMovieは4K動画の編集にも対応しており、高画質な映像を扱うことが可能です。さらに、音声や音楽の編集機能も充実しており、オリジナルのサウンドトラックを作成したり、効果音を追加したりすることも簡単です。
また、iMovieは、Apple製品間での連携のしやすさも魅力と言えるでしょう。iPhoneやiPadで撮影した動画をそのままiMovieに取り込むことができ、シームレスに編集を行うことができます。
初心者から中級者まで幅広いユーザーに対応した機能を備えており、動画制作の第一歩を踏み出すには最適なソフトウェアです。
DaVinci Resolve

DaVinci Resolveは、編集、カラーグレーディング、オーディオポストプロダクション、ビジュアルエフェクトを一つのソフトウェアで行えるオールインワンのプラットフォームです。複数のソフトを使い分ける手間が省け、効率的に作業を進められるのが特徴です。
特に、初心者でも直感的に操作できるインターフェースが用意されているため、初めて動画編集に挑戦する方でも安心して使い始めることができます。
さらに、DaVinci Resolveは定期的にアップデートされ、新機能や改善が追加されるため、常に最新の技術を利用できるのも魅力です。ユーザーは常に高品質な動画制作を行え、スキルが向上するにつれてより高度な機能を活用することも可能です。
動画制作を本格的に学びたい方にとって、DaVinci Resolveはおすすめのソフトウェアと言えるでしょう。
参考: DaVinci Resolve | Blackmagic Design
Shotcut

Shotcutはオープンソースの無料動画編集ソフトで、Macユーザーにとっておすすめな選択肢です。初心者でも扱いやすい設計になっていますが、同時に多機能でプロフェッショナルな編集も可能です。
Shotcutは複数のトラックを使って映像や音声を自由に配置し、細かい編集が行えるのが特徴です。また、豊富なフィルターやエフェクトが用意されており、映像に独自のスタイルを加えることができます。
加えて、Shotcutは定期的にアップデートされており、新機能や改善が随時追加されています。常に最新の技術を取り入れた編集が可能です。
初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しているため、動画制作を始めたばかりの方にもおすすめです。特に、コストをかけずに高品質な動画を制作したい方には、Shotcutは最適な選択肢と言えるでしょう。
参考: Shotcut – Home
HitFilm Express
HitFilm Expressは、初心者から中級者まで幅広いユーザーに対応した無料の動画編集ソフトです。特にVFX(視覚効果)や合成に強みを持っており、映画制作やYouTube動画の制作に最適です。直感的なインターフェースを備えているため、初めて動画編集を行う方でも比較的簡単に操作を習得できます。
HitFilm Expressの特徴の一つは、豊富なエフェクトとトランジションが用意されている点です。プロフェッショナルな仕上がりの動画を簡単に作成できるのが魅力と言えるでしょう。また、チュートリアルが充実しているため、学びながら自分のスキルを向上させることができるのも特徴の一つです。
さらに、HitFilm Expressは、他のソフトウェアとの互換性も高く、さまざまなフォーマットの動画をインポート・エクスポートすることが可能です。特に、YouTubeやSNS向けのコンテンツ制作を考えている方には、便利なツールと言えるでしょう。
初心者でも扱いやすく、将来的にスキルを磨いていく中で、より高度な機能を活用することもできるソフトです。
Lightworks

Lightworksは、プロフェッショナルな動画編集を可能にする強力なソフトウェアでありながら、無料版も提供されているのが特徴です。映画やテレビ番組の制作に使用されることが多く、その高い性能と多機能性が魅力です。
Lightworksのインターフェースは直感的で、初心者でも比較的簡単に操作を始めることができます。タイムライン編集やクリップのトリミング、音声編集など、基本的な機能はしっかりと備わっており、動画制作の基礎を学ぶには最適な環境です。
ただし、無料版にはエクスポート時の制限があり、720pまでの解像度でしか出力できない点には注意が必要です。高解像度での出力を希望する場合は、有料版へのアップグレードを検討する必要があります。
Lightworksは機能性と使いやすさから、多くのユーザーに支持されている動画編集ソフトの一つです。動画制作を始めたい方にとって、有力な選択肢となるでしょう。
参考: Lightworks – Easy to Use Pro Video Editing Software
OpenShot

OpenShotは、シンプルで直感的なインターフェースを持つ無料の動画編集ソフトウェアです。特に初心者にとって使いやすい設計がされており、基本的な編集機能を簡単に利用できるため、動画制作の入門として適しています。Macに対応しているため、Appleユーザーも安心して使用できます。
OpenShotの特徴の一つは、ドラッグ&ドロップでの操作が可能な点です。動画や音声、画像をタイムラインに簡単に配置でき、編集作業がスムーズに進みます。また、トランジションやエフェクトも豊富に用意されており、クリエイティブな表現が可能です。
また、OpenShotは4K動画の編集にも対応しており、品質を落とさずに高解像度の映像を扱うことができます。初心者から中級者まで幅広いユーザーに適しており、動画制作を始める際の強力なツールとなること間違いありません。
参考: OpenShot Video Editor | Free, Open, and Award-Winning Video Editor for Linux, Mac, and Windows!
Avidemux

Avidemuxは、シンプルで使いやすいインターフェースを持つ無料の動画編集ソフトです。特に、基本的なカットやフィルタリング、エンコーディング機能が充実しており、初心者でも直感的に操作できるのが魅力です。
Avidemuxの特長は「簡単な編集」に特化している点です。複雑な機能は少なく、必要な機能がすぐに見つかるため、動画編集に不慣れな方でも安心して使えます。例えば、動画の不要な部分をカットしたり、音声を調整したりする作業がスムーズに行えます。
AvidemuxはWindowsやLinuxでも利用できるため、Macユーザーだけでなく、他のプラットフォームのユーザーにもおすすめです。特に、軽量で動作が軽快なため、古いハードウェアでも快適に使用できるのが大きな利点です。
動画編集を始めたばかりの方や、ちょっとした編集を行いたい方にとって、Avidemuxは便利なツールと言えるでしょう。
Kdenlive

Kdenliveは、オープンソースの動画編集ソフトであり、Macユーザーにも対応しています。直感的なインターフェースと豊富な機能を兼ね備えており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
Kdenliveの特徴の一つは、豊富なエフェクトやトランジションが用意されている点です。動画にプロフェッショナルな仕上がりを加えることができます。また、カスタマイズ性も高く、自分の作業スタイルに合わせてインターフェースを調整することが可能です。
Kdenliveは無料でありながら高機能なソフトを求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢です。動画編集のスキルを磨きたい方やクリエイティブな表現を追求したい方には、ぜひ試してみてほしいソフトウェアです。
参考: Kdenlive – Free and Open Source Video Editor
Macの動画編集ソフトおすすめ3選【有料版】
動画編集を本格的に行いたい方には、有料のソフトウェアが提供する豊富な機能やサポートが魅力です。
Macの動画編集ソフトおすすめ3選【有料版】
① Final Cut Pro
② Adobe Premiere Pro
③ Filmora
Macで使えるおすすめの有料動画編集ソフトを3つご紹介します。
Final Cut Pro

Final Cut Proは、Appleが開発したプロフェッショナル向けの動画編集ソフトウェアで、特にMacユーザーにとっては使いやすいソフトです。直感的なインターフェースと強力な編集機能を兼ね備えており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
Final Cut Proの最大の特徴は、リアルタイムでの編集が可能な点です。複雑なエフェクトやトランジションを使用しても、スムーズに再生しながら編集作業を進めることができます。
また、マルチカム編集機能や高度なカラーグレーディング機能も搭載されており、プロフェッショナルな仕上がりを求めるクリエイターにとっては欠かせないツールとなっています。
さらに、Final Cut ProはAppleのエコシステムとの相性が良く、他のApple製品やソフトウェアとの連携がスムーズです。iMovieで作成したプロジェクトをFinal Cut Proにインポートして、さらに高度な編集を行うことも可能です。
ただし、Final Cut Proは有料ソフトであるため、購入を検討する際には自分の動画制作の目的や予算をしっかりと考慮する必要があります。
参考: Final Cut Pro for Mac – Apple
Adobe Premiere Pro

Adobe Premiere Proは、プロフェッショナルな動画編集を行うための強力なソフトウェアです。多機能でありながら直感的なインターフェースを持ち、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
特に、Adobe Creative Cloudの一部として提供されているため、PhotoshopやAfter Effectsなど他のAdobe製品との連携がスムーズで、ワークフローを効率化することができます。
Premiere Proの特徴の一つは、豊富なエフェクトやトランジションが用意されている点です。映像にプロフェッショナルな仕上がりを加えることができます。また、マルチカメラ編集機能や音声編集ツールも充実しており、複雑なプロジェクトでも柔軟に対応可能です。
Adobe Premiere Proはサブスクリプションモデルで提供されているため、初期投資を抑えつつ、常に最新の機能を利用できるのも大きな魅力です。
動画制作を本格的に行いたい方や、クオリティの高い作品を目指す方には、ぜひ検討していただきたいソフトウェアです。
Filmora

Filmoraは、初心者から中級者まで幅広いユーザーに支持されている動画編集ソフトです。直感的なインターフェースと豊富な機能が特徴で、特に動画編集に不慣れな方でも簡単に使いこなすことができます。
Filmoraにはさまざまなエフェクトやトランジションが用意されており、動画にプロフェッショナルな仕上がりを与えることができます。さらに、4K動画の編集にも対応しているため、高画質な作品を制作することが可能です。
特に注目すべきは、Filmora独自の「エレメンツ」機能です。アニメーションやタイトルを簡単に追加でき、視覚的に魅力的な動画を作成できます。加えて、ソーシャルメディアへの直接アップロード機能も備えており、完成した動画をすぐにシェアすることができるのも大きな魅力です。
Filmoraは無料版も提供されていますが、機能制限があるため、より多くの機能を利用したい方には有料版の購入がおすすめです。手頃な価格で多機能な動画編集ソフトを探している方には、Filmoraは魅力的な選択肢となるでしょう。
参考: [Official] Wondershare Filmora – AI Video Editor & App
初心者向け!動画編集ソフトの選び方

動画編集ソフトを選ぶ際、特に初心者にとっては多くの選択肢があるため、どれを選べばよいか迷うことが多いでしょう。
初心者向け!動画編集ソフトの選び方
① ソフトの使いやすさ
② 必要な機能を確認
③ サポートやコミュニティの存在
④ 無料版と有料版の違いを理解
まず考慮すべきポイントは、ソフトの使いやすさです。直感的なインターフェースを持つソフトは、初めての方でもスムーズに操作できるため、学習コストを抑えることができます。
次に、必要な機能を確認しましょう。基本的なカットやトリミング、音声編集ができる機能はもちろん、エフェクトやトランジション、テキスト挿入などの追加機能も重要です。自分が作りたい動画のスタイルに合わせて、必要な機能が備わっているかをチェックすることが大切です。
また、サポートやコミュニティの存在も選ぶ際のポイントです。初心者の場合、操作に関する疑問やトラブルが発生することが多いため、公式のサポートやユーザーコミュニティが充実しているソフトを選ぶと安心です。
最後に、無料版と有料版の違いを理解しておくことも重要です。無料ソフトは機能が制限されている場合がありますが、まずは無料版で試してみて、自分に合ったソフトを見つけるのも良い方法です。
自分のスキルやニーズに合ったソフトを選ぶことで、動画制作がより楽しく、効果的に進められるでしょう。
まとめ
動画制作を始めるにあたって、Macで利用できる無料の動画編集ソフトは多岐にわたります。iMovieやDaVinci Resolve、Shotcutなど、初心者から上級者まで幅広く対応したソフトが揃っているため、自分のスキルや目的に合ったものを選ぶことが重要です。
動画編集は、最初は難しく感じるかもしれませんが、適切なソフトを選ぶことでスムーズに進められます。自分のスタイルやニーズに合ったソフトを見つけ、楽しく動画制作を始めてみてください。