資料請求 無料で相談する

COUNTER株式会社

SEO

SNSで有効な被リンク獲得はできる?効果や対策について解説!

SNSで有効な被リンク獲得はできる?効果や対策について解説!

SEOの外部対策を行う上で、X(旧: Twitter)やInstagram(インスタグラム)、またYouTubeを活用してリンク獲得ができないかと考える方は多いはずです。

しかしながら、SNSでのリンク拡散は直接的なSEO効果はないため、その仕組みや正しい被リンク獲得の方法を理解することが不可欠です。

そこで本記事では、SNSと被リンク獲得の関係性について詳しく解説します。

本記事で解説する内容

① 被リンクとSNSの関係性
② SNSから獲得できる被リンクのメリット
③ SNSで有効な被リンク・サイテーションを獲得する方法

本記事を最後までお読みいただくことで、被リンクとSNSの関係性を理解し、正しい外部対策を行えるようになりますので、是非とも最後までお読みください。

COUNTER 株式会社
宮田 和也

X(旧: Twitter): @webkirin
COUNTER株式会社 代表取締役/SEOコンサルタント。
1993年生まれ。大学卒業後に外資系ITコンサルティング企業にてERP導入コンサルタントとして複数のシステム運用プロジェクトを経験。その後、CINCにてWebアナリスト、株式会社バンケッツにて不動産メディア事業責任者を経験し独立。フリーランスSEOコンサルタントを経験した後にニュートラルワークスにジョイン。SEO/コンテンツマーケティング戦略を得意分野とする。

◆ 経歴

2017年 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社/システムエンジニア(SAP Basis)

2018年 キャップジェミニ株式会社/ITコンサルタント(SAP SD/MM)

2019年 株式会社CINC/Webマーケティングアナリスト

2019年 株式会社バンケッツ/事業責任者(不動産メディア事業)

2020年 独立/Webマーケティングコンサルタント

2022年 株式会社ニュートラルワークス/執行役員 SEOコンサルティングリード
2024年 COUNTER株式会社 代表取締役



◆ 得意領域
・SEO戦略策定から実装支援(データベース・コンテンツ)
・コンテンツマーケティング戦略策定から実装支援

被リンクのSNSとの関係性とは?

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は、情報の拡散やコミュニケーションの場として非常に重要な役割を果たしていますが、SEOにおける被リンク獲得の観点から見ると、その効果は一筋縄ではいきません。

まず、SNS上でのリンクは通常、nofollow属性が付与されているため、検索エンジンに対して直接的な評価を与えることはありません

つまり、SNSでシェアされたリンクは、SEOの観点からは「被リンク」としてカウントされないのです(SEO効果のあるリンクとしてみられないという意味)。

SNS拡散で有効な被リンクはつかない

SNSは情報を瞬時に拡散できる強力なツールですが、SEOにおける被リンク獲得の観点から見ると、直接的な効果は期待できません

具体的には、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどのプラットフォームでシェアされたリンクは、通常、nofollow属性が付与されているため、検索エンジンに対してリンクの価値を伝えることができません。このため、SNS上でのリンク拡散は、SEOの観点からは「有効な被リンク」としてカウントされないのです。

しかし、SNSはブランドの認知度を高めたり、ターゲットオーディエンスとのエンゲージメントを深めたりするための重要な手段です。これにより、間接的に他のウェブサイトからのリンクを獲得するチャンスを増やすことができます。

関連記事: 被リンクとは?SEO効果や獲得方法について解説!

サイテーション獲得は期待できる

SNSを活用することで、直接的な被リンクは得られないものの、サイテーションの獲得には大いに期待が持てます。

サイテーションとは、他のウェブサイトやSNS上で自分のサイトやコンテンツが言及されることを指します。これにより、検索エンジンはそのコンテンツの信頼性や関連性を評価しやすくなります。

特に、SNSでのシェアや言及は、ユーザーの目に触れる機会を増やし、結果として自サイトへのトラフィックを増加させる要因となります。

例えば、インフルエンサーや業界の専門家があなたのコンテンツを紹介することで、その影響力を通じて多くの人々にリーチすることが可能です。このようなサイテーションは、SEOにおいても重要な役割を果たします。

関連記事: サイテーションとは?SEO、MEOにおける重要性、やり方を解説!

また、本件に関しては、SNS運用代行のTatap様のYouTubeチャンネルでもインタビューを受けており、下記で詳しく解説していますので、ご興味あれば下記動画も併せてご覧ください。

SNSから獲得できる被リンクのメリット

SNSを活用して獲得できる被リンクには、次にあげるようなメリットが期待できます。

SNSから獲得できる被リンクのメリット

① サイテーションが増加する
② 間接的な被リンク獲得が期待できる

以下で、各メリットについて解説します。

サイテーションが増加する

SNSを活用することで、サイテーションの増加が期待できます。サイテーションとは、特定のウェブサイトやコンテンツに対する言及や引用のことを指し、必ずしもリンクを伴うものではありません。

SNS上での言及が増えることで、検索エンジンにおけるそのコンテンツの信頼性や権威性が向上し、結果としてSEO効果をもたらす可能性があります。

特に、SNSは情報の拡散が迅速であり、多くのユーザーにリーチできるため、サイテーションを獲得するための強力なツールとなります。

例えば、インフルエンサーや業界の専門家があなたのコンテンツをシェアしたり言及したりすることで、その影響力が他のユーザーにも広がり、さらなる言及を生むことが期待できます。

間接的な被リンク獲得が期待できる

SNSを活用することで、直接的な被リンクは得られないものの、間接的な被リンク獲得のチャンスが広がります。

具体的には、SNS上でのコンテンツシェアやエンゲージメントが、他のウェブサイトやブログに影響を与えることがあります。

また、SNSでの活動を通じて、業界内での認知度が向上し、信頼性が増すことで、他のサイトから自然にリンクを受ける機会も増えます。特に、専門的な知識やユニークな視点を提供するコンテンツは、他のクリエイターやブロガーにとって価値があるため、リンクを貼りたくなる要素となります。

SNSで有効な被リンク・サイテーションを獲得する方法

SNSを活用して被リンクやサイテーションを獲得するためには、次にあげるような戦略を実行することが重要です。

SNSで有効な被リンク・サイテーションを獲得する方法

① シェアしたくなるコンテンツを作成
② Webサイト内にソーシャルシェアボタンを設置する
③ SNSのリーチ数を増やす
④ 発信するSNS媒体数を増やす

以下では、各戦略について解説します。

シェアしたくなるコンテンツを作成

SNSでの被リンク獲得を目指すには、まず「シェアしたくなるコンテンツ」を作成することが重要です。ユーザーが自発的にコンテンツをシェアしたくなる理由は、情報の価値やエンターテインメント性、感情的な共鳴など多岐にわたります。

これらの要素を考慮し、魅力的なコンテンツを提供することで、自然とシェアが促進されるのです。

例えば、視覚的に魅力的な画像や動画を使用したり、インフォグラフィックを作成することで、ユーザーの目を引くことができます。また、役立つ情報やユニークな視点を提供することで、フォロワーが友人や知人に共有したくなるようなコンテンツを生み出すことが可能です。

Webサイト内にソーシャルシェアボタンを設置する

SNSでの被リンク獲得を目指す際、まず重要なのは自分のWebサイトにソーシャルシェアボタンを設置することです。これにより、訪問者が簡単にコンテンツをシェアできる環境を整えることができます。

シェアボタンは、FacebookやTwitter、Instagramなど、主要なSNSに対応したものを用意することが望ましいです。

シェアボタンを設置することで、ユーザーが気に入ったコンテンツを手軽に拡散できるため、自然とシェアされる機会が増えます。

特に、魅力的なコンテンツや情報価値の高い記事は、ユーザーのシェアを促進し、結果として多くの人々にリーチすることが可能になります。

SNSのリーチ数を増やす

SNSでの被リンク獲得を目指す際、まず重要なのはリーチ数を増やすことです。リーチ数が多ければ多いほど、より多くのユーザーにコンテンツが届き、シェアやエンゲージメントが期待できます。リーチを増やすためには、いくつかの戦略を考慮する必要があります。

まず、ターゲットオーディエンスを明確にし、そのニーズや興味に合ったコンテンツを提供することが重要です。ユーザーが共感しやすいテーマやトピックを選ぶことで、シェアされる可能性が高まります。

さらに、ハッシュタグの活用もリーチを広げるための有効な手段です。関連性の高いハッシュタグを使用することで、より多くのユーザーにコンテンツを発見してもらいやすくなります。

発信するSNS媒体数を増やす

SNSを活用して被リンクやサイテーションを獲得するためには、発信する媒体数を増やすことが重要です。

特定のSNSプラットフォームに依存するのではなく、複数の媒体を利用することで、より多くのユーザーにリーチし、コンテンツの拡散を促進することができます。

例えば、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeだけでなく、FacebookやLinkedInなど、異なる特性を持つSNSを組み合わせて活用することで、ターゲットオーディエンスに対するアプローチが多様化します。

各SNSには独自のユーザー層が存在し、それぞれのプラットフォームに適したコンテンツを発信することで、より多くの人々に情報を届けることが可能です。

まとめ

SNSは直接的な被リンクを獲得するためのプラットフォームではありませんが、サイテーションの増加や間接的な被リンク獲得の可能性を秘めています。特に、シェアしたくなるコンテンツを作成し、SNSのリーチを広げることで、より多くのユーザーに情報を届けることができます。

また、Webサイト内にソーシャルシェアボタンを設置することで、訪問者が簡単にコンテンツをシェアできる環境を整えることも重要です。

発信するSNS媒体数を増やすことで、異なるオーディエンスにアプローチし、より多くのサイテーションを獲得するチャンスを広げることができます。

これらの対策を講じることで、SNSを活用した効果的な被リンク獲得が期待できるでしょう。正しい外部対策を行い、SEO効果を最大限に引き出すために、ぜひ実践してみてください。

セルフ被リンク先を紹介しているサイトの被リンクをチェックしてみた