ホワイトペーパーの無料テンプレート7つ!活用方法や構成の選び方も紹介

テンプレートを使用せずにホワイトペーパーを作成すると、制作に時間がかかり構成も間違ったものになりがちです。
そこで本記事では、ホワイトペーパーを簡単かつ高品質で作るために、無料のテンプレート配布サイトを紹介します。
本記事で解説する内容
① テンプレート配布サイト7つ
② テンプレートを活用するデメリット
③ テンプレートの選び方
適切なテンプレートを活用することで情報を明確に伝えられ、より多くのリード獲得につながるでしょう。

X(旧: Twitter): @webkirin
COUNTER株式会社 代表取締役/デジタルマーケティングスペシャリスト
1993年生まれ。大学卒業後に外資系ITコンサルティング企業にてERP導入コンサルタントとして複数のシステム運用プロジェクトを経験。その後、CINCにてWebアナリスト、株式会社バンケッツにて不動産メディア事業責任者を経験し独立。フリーランスSEOコンサルタントを経験した後にニュートラルワークスにジョイン。SEO/コンテンツマーケティング戦略を得意分野とする。
◆ 経歴
2017年 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社/システムエンジニア(SAP Basis)
2018年 キャップジェミニ株式会社/ITコンサルタント(SAP SD/MM)
2019年 株式会社CINC/Webマーケティングアナリスト
2019年 株式会社バンケッツ/事業責任者(不動産メディア事業)
2020年 独立/Webマーケティングコンサルタント
2022年 株式会社ニュートラルワークス/執行役員 SEOコンサルティングリード
2024年 COUNTER株式会社 代表取締役
◆ 得意領域
・SEO戦略策定から実装支援(データベース・コンテンツ)
・コンテンツマーケティング戦略策定から実装支援
ホワイトペーパーの無料テンプレートサイト
ホワイトペーパーを作成する際に役立つ無料テンプレートサイトは数多く存在します。
ホワイトペーパーの無料テンプレートサイト
① Canva
② Template.net
③ Free PowerPoint Templates
④ marq(旧:Lucidpress)
⑤ SlidesCarnival
⑥ Google Docs
⑦ Visme
特におすすめの7つのサイトを紹介し、それぞれの特徴を解説します。
Canva

参照元: https://www.canva.com/ja_jp/
Canvaは、デザイン初心者からプロフェッショナルまで幅広く利用されているオンラインデザインツールです。豊富なテンプレートが用意されており、ユーザーは自分のニーズに合ったデザインを簡単に見つけられるのが特徴です。
Canvaはカスタマイズの自由度が高い点がメリットです。テンプレートを基にしながらも、自社のブランドカラーやフォントを取り入れることで、オリジナリティを出すことができます。
さらに、Canvaには多くの無料素材が揃っており、画像やアイコン、イラストを簡単に追加できるため、視覚的に訴求力のあるホワイトペーパーの作成が可能です。見込み顧客の関心を引きつける効果が期待できるでしょう。
Canvaは手軽にプロフェッショナルなホワイトペーパーを作成したい方にとって便利なツールです。
参考: Canva(キャンバ)
Template.net

参照元: https://www.template.net
Template.netは、さまざまなビジネスニーズに応じた多彩なテンプレートを提供する人気のサイトです。ホワイトペーパーに特化したテンプレートも豊富に揃っており、簡単に自分の目的に合ったデザインを見つけられます。
Template.netの魅力は、直感的な操作でテンプレートをカスタマイズできる点です。テキストや画像を自由に編集し、自社のブランドに合わせたデザインに仕上げることが可能です。
また、PDF形式やWord形式など、さまざまなファイル形式でダウンロードできるため、用途に応じた柔軟な対応ができます。さらに、Template.netではホワイトペーパーの作成に役立つガイドやヒントも提供されており、初心者でも安心して利用できる環境が整っています。
質の高いホワイトペーパーを短時間で作成できるため、忙しいビジネスパーソンにとって便利なリソースとなっています。
参考: Template.net : Free Templates, Download Docs, Designs, Forms
Free PowerPoint Templates

参照元: https://www.free-powerpoint-templates-design.com
Free PowerPoint Templatesでは、さまざまなデザインのテンプレートが無料で提供されており、ビジネスや教育、クリエイティブなプロジェクトに適したものが揃っているのが特徴です。特に、視覚的に訴えるプレゼンテーションを作成したい方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
シンプルで使いやすいインターフェースがFree PowerPoint Templatesの嬉しいポイントです。ユーザーは必要なテンプレートを簡単に検索し、ダウンロードできます。
また、業界別やテーマ別にテンプレートが分類されているため、目的に応じたデザインを見つけやすいのも大きな利点です。テクノロジー関連のホワイトペーパーやマーケティング資料など、特定のニーズに応じたテンプレートを選ぶことで、より効果的な資料作成が実現します。
Free PowerPoint Templatesはデザインの手間を省きつつ、プロフェッショナルな仕上がりを目指す方におすすめです。
参考: Free PowerPoint Templates Design
marq(旧: Lucidpress)

参照元: https://www.marq.com
marq(旧: Lucidpress)はオンラインで利用できるデザインツールで、特にホワイトペーパーの作成に適した機能を備えています。直感的なドラッグ&ドロップインターフェースを採用しているため、デザインの知識がない方でも簡単にプロフェッショナルな資料を作成できます。
marq(旧: Lucidpress)の最大の魅力は、チームでのコラボレーション機能です。複数のメンバーが同時に編集できるため、意見を反映させながら効率的に作業を進めることが可能です。ただし、無料プランには機能制限があるため、より高度な機能を利用したい場合は有料プランへのアップグレードが必要です。
marq(旧: Lucidpress)は特にデザインに自信がない方や迅速にホワイトペーパーを作成したい方にとって、便利なツールと言えるでしょう。
SlidesCarnival

参照元: https://www.slidescarnival.com
SlidesCarnivalは、プレゼンテーション用の無料テンプレートを提供するサイトですが、ホワイトペーパーの作成にも役立ちます。多彩なデザインが揃っており、ビジネスや教育、クリエイティブな分野に特化したテンプレートが豊富です。
SlidesCarnivalの特徴は、各テンプレートがカスタマイズ可能である点です。色やフォント、レイアウトを自由に変更できるため、自社のブランドに合わせたデザインに仕上げられるのがメリットです。
さらに、SlidesCarnivalではプレゼンテーションのためのスライドだけでなく、ホワイトペーパーに必要な情報を整理するためのレイアウトも提供しています。内容を分かりやすく構成し、読み手にとって魅力的な資料を作成することが可能です。
視覚的な要素を重視する企業にとっては、有用なリソースとなるでしょう。
参考: SlidesCarnival: Free PowerPoint & Google Slides Templates That Stand Out
Google Docs

参照元: https://docs.google.com/document/u/0
Google Docsは、オンラインで利用できる文書作成ツールで、ホワイトペーパーの作成にも便利です。
特に、リアルタイムでの共同編集機能が強みで、チームメンバーと同時に作業を進めたい場合に適しています。意見を即座に反映させたり、フィードバックを受けたりしながら、効率的にホワイトペーパーを仕上げることが可能です。
また、Google Docsには多くの無料テンプレートが用意されており、ホワイトペーパー専用のデザインも見つけやすいです。シンプルなレイアウトから視覚的に魅力的なデザインまで、さまざまなスタイルが揃っているため、目的に応じた選択ができます。
ただし、Google Docsを使用する際にはインターネット接続が必要であることを忘れないようにしましょう。オフラインでの作業も可能ですが、機能が制限されるため、事前に設定を行っておくことをおすすめします。
Visme

参照元: https://www.visme.co
Vismeは、視覚的に魅力的なコンテンツを簡単に作成できるオンラインツールです。特にホワイトペーパーの作成においては、豊富なテンプレートとカスタマイズオプションが魅力です。
ユーザーは業界に特化したデザインやレイアウトを選ぶことができ、必要に応じてグラフやインフォグラフィックを追加することで、情報を視覚的にわかりやすく伝えられます。
Vismeのテンプレートは、プロフェッショナルな印象を与えるために設計されており、色やフォント、レイアウトを自由に変更できるため、企業のブランドに合わせたデザインに仕上げることが可能です。
また、ドラッグ&ドロップのインターフェースを採用しているため、初心者でも直感的に操作できるのが大きな利点です。
さらに、Vismeでは作成したホワイトペーパーをPDF形式でダウンロードできるため、印刷やオンライン配布にも対応しています。見込み顧客に対して効果的に情報を提供し、関心を引くことができるでしょう。
参考: Visme: AI Presentation maker, Infographics, and One pager templates
テンプレートを活用するデメリット

ホワイトペーパーの無料テンプレートは、手軽にプロフェッショナルな資料を作成できる一方で、いくつかのデメリットも存在します。
テンプレートを活用するデメリット
① カスタマイズが制限されがち
② 他の企業と似る可能性がある
③ 企業のブランドデザインと一致しない
テンプレートを使用するデメリットを知り、しっかりと検討するようにしましょう。
カスタマイズが制限されがち
ホワイトペーパーの無料テンプレートを利用する際のデメリットの一つは、カスタマイズの自由度が制限されることです。
多くのテンプレートは、特定のレイアウトやデザイン要素が固定されているため、企業独自のブランドイメージやメッセージを反映させることが難しくなる場合があります。
特に、色使いやフォント、画像の配置など、細部にわたるカスタマイズができないと、他社と似たような印象を与えてしまうこともあります。
また、テンプレートによっては、特定の情報を強調するスペースが限られていることもあります。重要なデータやメッセージを効果的に伝えられず、ホワイトペーパーの目的を達成できないリスクが生じます。
テンプレートを選ぶ際には、カスタマイズできるか確認することが大切です。自社のニーズに合ったデザインを選ぶことで、より効果的なホワイトペーパーの作成ができるでしょう。
他の企業と似る可能性がある
ホワイトペーパーの無料テンプレートを利用する際のデメリットの一つとして、他の企業とデザインが似てしまう可能性があります。特に、人気のあるテンプレートは多くのユーザーに利用されるため、同じデザインやレイアウトを採用する企業が増え、結果として独自性が失われることがあります。
また、競合他社が同じテンプレートを使用している場合、顧客の記憶に残りにくくなることも考えられます。テンプレートを選ぶ際には、他社との差別化を意識したカスタマイズが重要です。
リスクを軽減するためにはテンプレートを基にしつつ、自社のブランドカラーやフォント、独自のビジュアル要素を取り入れることが効果的です。テンプレートの利便性を活かしつつ、オリジナリティを持ったホワイトペーパーを作成するようにしていきましょう。
企業のブランドデザインと一致しない
ホワイトペーパーを作成する際、企業のブランドデザインと一致しない可能性がある点には注意が必要です。
ブランドデザインは、企業のアイデンティティを表現する重要な要素であり、ロゴやカラーパレット、フォントスタイルなどが一貫していることが求められます。しかし、無料テンプレートは一般的に多くのユーザーに提供されているため、独自性が欠けることがあります。
テンプレートの色合いやフォントが企業のイメージと合わない場合、逆に信頼性を損なう結果にもなりかねません。テンプレートを選ぶ際には、企業のブランドガイドラインに沿ったデザインを選ぶことが重要です。
さらに、カスタマイズの自由度が低いテンプレートを使用すると、ブランドの個性を表現することが難しくなります。テンプレートを選ぶ際には、カスタマイズが可能なものを選ぶことで、ブランドに合った独自のホワイトペーパーを作成できるようになるでしょう。
ホワイトペーパーの構成テンプレートの選び方

ホワイトペーパーを作成する際、適切な構成テンプレートを選ぶことは重要です。
ホワイトペーパーの構成テンプレートの選び方
① 目的に応じたテンプレートを選ぶ
② 視覚的な要素も考慮する
③ カスタマイズのしやすさ
④ 差別化できる要素を持つテンプレート
まず、目的に応じたテンプレートを選ぶことが大切です。ホワイトペーパーは情報提供や問題解決、製品の紹介など、目的が多岐にわたります。自社のニーズに合ったテンプレートを選ぶことで、より効果的な資料を作成できます。
次に、視覚的な要素も考慮しましょう。グラフや図表を効果的に活用できるテンプレートは、情報を視覚的に伝えるのに役立ちます。特にデータを多く含むホワイトペーパーでは、視覚的な要素が読者の理解を助けるため、選択肢として重要です。
さらに、カスタマイズのしやすさもポイントです。テンプレートによっては、デザインやレイアウトを自由に変更できるものもあります。自社のブランドイメージに合わせてカスタマイズできるテンプレートを選ぶことで、より一貫性のある資料を作成することが可能です。
最後に、他の企業のホワイトペーパーと差別化できる要素を持つテンプレートを選ぶことも重要です。独自性を持たせることで、読者の記憶に残りやすくなり、競合との差別化につながります。
まとめ
ホワイトペーパーは、企業の専門知識を効果的に伝えるための強力なツールです。無料のテンプレートを活用することで、デザインの手間を省きつつ、魅力的でプロフェッショナルな資料を短時間で作成することが可能になります。
本記事では、特におすすめの無料テンプレートサイトを7つ紹介し、それぞれの特徴や活用方法について詳しく解説しました。
「短時間でクオリティの高いホワイトペーパーを作りたい」と考えている方は、ぜひ本記事を参考にして、無料テンプレートを上手に活用してみてください。